「Eコマースって最近よく聞くけど、いまいちよくわからない…」
「どうやって始めるの?どんなメリットがあるの?」
そんな疑問を持つ方のために、この記事では「Eコマースとは何か?」を初心者にもわかりやすく解説していきます。
Eコマースとは
この記事では、一見難しそうなEコマースを明日から活用できるよう、
簡潔にわかりやすくご説明していきます。
Eコマースの基本情報
Eコマース(Electronic Commerce)とは、インターネットを使って商品やサービスを売買することです。
略して「EC(イーシー)」とも呼ばれます。
最近では、スマホアプリやSNSを使って個人が商品を販売するケースも増えています。
有名な例として、Amazon、楽天市場、メルカリなどがあります。
また、個人や中小企業でもBASEやSTORESなどを活用して、簡単にネットショップを開設できます。
Eコマースの仕組み
Eコマースは、以下のような仕組みで成り立っています。
1. ECサイトやアプリを通じて商品を閲覧
2. 購入者がカートに入れて注文
3. 決済(クレジットカード、電子マネー、銀行振込など)
4. 販売者が商品を発送
5. 購入者が商品を受け取り、レビューなどを投稿
この一連の流れがオンラインで完結します。
Eコマースは誰でも簡単に商品の売り手・買い手になることができる仕組みです。
Eコマースの導入例
大手企業:例えばユニクロは自社ECサイトを持ち、実店舗との連携を強化
(オンラインで注文、店舗受取など)
中小企業:地方の衣料品店がBASEで全国発送を開始し、新たな顧客層を獲得
個人事業主・副業:ハンドメイド作家がminneやCreemaを通じて商品販売
これらの事例からも分かるように、Eコマースは業種や規模を問わず、あらゆるビジネスに対応できる手段です。
Eコマースのメリット
投資信託には様々なメリットがあります。
今回はその中でも大きく3つに絞ってご紹介します。
いつでも販売可能
ECサイトであれば実店舗と異なり24時間365日営業でき、深夜や早朝でも注文が入るので売上のチャンスが広がります。
このEコマースのメリットが最も注目されたのがコロナ禍です。
コロナ禍では、来店客の激減や営業時間制限により多くの企業が苦境に立たされました。
しかし、ユニクロや無印良品のような大手企業は、Eコマースとアプリを連携させた戦略で売上を維持することに成功しました。
また、SHIROや街や地方の八百屋のように、SNSとECを組み合わせることで生き残りを図った中小企業も多数あります。
「売れない時代」でもオンライン販売に柔軟に対応した企業こそが、結果的に新しい顧客層を開拓し、経営を持続させることができました。
データを集めの効率化
Eコマースでは、ユーザーの行動データ(アクセス時間、購入商品、離脱ポイントなど)を自動で取得できます。
このデータをもとに、以下のような改善が可能です。
- 人気商品の強化
- 離脱率の高いページの改善
- メルマガやLINEによるリピート促進
これによってデータ収集の効率化を図ることができ、マーケティング施策の精度向上や新たな商品開発にも繋げることができます。
グローバルな市場範囲
越境ECを活用すれば、世界中の顧客に商品を届けることができます。
越境EC:国境を越えて、海外の消費者に対してインターネット上で商品やサービスを販売することです。
例)日本の食料・飲料を中国の越境EC市場へ(中国は市場世界最大)
実際、アニメグッズや日本の化粧品は海外で人気があり、海外向けECを行う中小企業も増加中です。
越境ECは国内だけでなく、海外の人口何億人の市場に商品を販売できるという点が最大のメリットで、現在円安が進む中多くの企業が越境ECを通して海外に進出しています。
Eコマースのデメリット
様々な可能性を秘めているEコマースですが、デメリットも存在します。
今回は3つのデメリットをお伝えします。
信頼関係の構築が難しい
Eコマースは顔の見えない取引となるため、レビューや評価が購入の判断材料になります。
企業や個人は、以下のような工夫で信頼構築が必要です。
- 高品質な商品写真と説明
- 顧客対応の丁寧さ(返信の速度や返信内容など)
- SNSでの情報発信
オンラインでは顔が見えないからこそ、安心感・信頼感を丁寧に積み上げることが重要です。
商品ページの情報、購入者レビュー、丁寧な対応など小さな配慮の積み重ねが顧客の「不安」を「信頼」に変えていきます。
ネット環境やスキルが必要
ECサイトの立ち上げ・運営には、以下のようなスキルが求められます。
- HTMLや画像編集の基本
- SNSマーケティング
- 商品撮影・説明文作成
- 決済・発送フローの理解
初心者向けのツールも多くありますが、一定の学習コストが必要です。
現在はEコマースについての書籍や動画なども多くあるので、費用コストをかけずに学習することもできます。
またBASE ・ STORESは無料でECサイトを作成することもできるので、実際に操作しながら使用方法を体験するとより習得が早まります。
価格競争に陥りやすい
比較が簡単なネットの世界では、同一商品の価格競争が起こりやすくなります。
差別化するには、以下のような工夫が必要です。
- 独自ブランド化
- ストーリーマーケティング(作り手の思いや背景の発信)
- サブスクリプション型などのビジネスモデル
- アフターサポートや体験価値で差別化
価格競争に巻き込まれると、利益が削られ、ブランド力が低下し、最終的には事業の持続が難しくなります。
特に中小企業や個人事業主にとっては、「価格」ではなく「価値」で勝負することが、長く続けるための鍵となります。
Eコマースを導入する上での注意点
こちらではEコマースを導入するにあたっての注意すべき点を3つ紹介します。
どれも重要なことですので、しっかり確認した上で行動しましょう。
在庫管理・配送体制の整備
「売れたのに在庫切れ、配送が遅延‥。」これでは顧客の信頼を失ってしまいます。
クラウド型の在庫管理ツールや、配送代行(フルフィルメント)サービスの導入が有効です。
クラウド型の在庫管理ツール:インターネット上のサーバーにデータを保存し、ウェブブラウザや専用アプリからどこでもアクセスして在庫管理ができるシステムのことです。
配送代行(フルフィルメント)サービス:配送代行(フルフィルメント)サービスとは、EC事業者が商品を顧客に届けるための一連の物流業務(倉庫管理・ピッキング・梱包・発送・返品対応など)を専門業者に委託できるサービスのことです。
これらを上手に活用することでサービス向上、リスク管理を図ることができます。
返品・交換の対応について明示
ネット販売では、実物を手に取れないため、返品や交換の可能性も高くなります。
返品・交換ルールを明確に記載しないと、顧客の不安やトラブルが増加し、結果としてブランドの信頼を損ねる恐れがあります。
トラブル防止のためにも、返品交換の条件や手続き方法は分かりやすく明示し、カスタマーサポート体制も整えることが重要です。
カスタマーサポートの整備
「メールの返信が来ない」「問い合わせの電話がつながらない」といった顧客のストレスは、信頼失墜につながります。
問い合わせフォームの設置やチャットボットの活用、LINEサポートなどが有効です。
カスタマーサポートの設置といっても小規模ECであれば、専門ツールや専任スタッフを外注せず、ご自身やスタッフが返信するといった形でも十分可能です。
また、カスタマーサポートにかかる費用コストを削減する方法としてFAQを充実させることなども効果的です。
Eコマースの流れ
Eコマースの流れは以下の通りです。
1. 商品・サービスの選定
販売する商品やサービスを明確にし、魅力や差別化ポイントを整理します。
2. ターゲット設定と市場調査
誰に売るのかを決め、競合や需要の傾向を分析します。
3. 販売チャネル選定(自社EC/モール型/SNS)
自社ECサイト、楽天やAmazonなどのモール型、InstagramやLINEなどSNS販売のどれにするかを検討します。
4. サイト構築(ツール:Shopify、BASE、STORESなど)
BASE、STORESなどのツールを使ってサイトを作成します。
5. 商品登録・決済設定・送料設定
商品の写真や説明文を登録し、決済方法や送料を設定します。
6. テスト購入・公開
動作確認やテスト注文を行い、問題なければ公開します。
7. 広告・SNS・SEOによる集客
Google広告やInstagram投稿などを活用して顧客を集めます。
8. 注文受付・発送・アフター対応
注文を受けたら迅速に発送し、レビュー対応や問い合わせも丁寧に行います。
上記の1〜6までは個人なのか法人なのか・扱う商品・販売チャネルの選定状況によって大きく異なりますが、小規模ECまたはシンプルなものであれば大体5日〜10日程度で完了します。
またすでに商品がある場合はBASEなどで即日出品も可能です。
Eコマースについてよくある質問Q&A
簡単なFAQですので、目を通してEコマースへの理解を深めましょう。
Q. ECサイトとEコマースの違いは?
A.Eコマース:インターネット上での売買全体
ECサイト:Eコマースのためのウェブサイト(場所)
Q. 副業でもできる?
A. Eコマースは副業でも可能です。
実際にBASEやSTORESで副業として月数万円〜数十万円を売り上げている人もいます。
ただし確定申告など税務管理には注意が必要です。
Q. ECサイトを作成する上でおすすめのツールは?
A. 初心者にはBASEやSTORES、中・上級者にはShopifyが人気です。
それぞれ費用・デザイン自由度・機能性に差があります。
まとめ
引用:O-DAN Free Photo
Eコマースは、企業だけでなく個人でも手軽に始められ、24時365日営業可能です。
また越境ECになると全世界販売ができる可能性を秘めています。
一方で、信頼構築・スキル習得・物流体制の整備など、事前に準備すべきことも少なくありません。
興味がある方は、まずは無料ツールを試して、小さく始めてみるのがオススメです。
この記事を通じて「難しそう」「私には無理」と思っていたEコマースについての理解が深まり、今後のビジネスの判断材料としてお役立ていただければ幸いです。

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