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就職や転職、昇給などのために、英語の資格の取得を考えている方が多いのではないでしょうか。
ただ、英語の資格でも多くの種類があり、どの資格が自分に合っているかわからないという方もいらっしゃると思います。
そこで本記事では、今回は英語の資格の種類やメリット・デメリットなどをわかりやすく
解説します。
読み終わったときに、ご自身の目的に合う資格を知ることができたら嬉しいです。
英語の資格の種類

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現在、受験することができる英語資格は数多く存在します。
それぞれの特徴を知って、ご自身の目的に合う資格を見つけてみてください。
学生向けの英語の資格
TOEIC
TOEICとは、「Test of English for International Communication(国際コミュニケーション英語能力テスト)」の略で、日常生活からビジネスまで、実践的な英語力を測る国際共通テストです。
TOEICは日本をはじめ約160カ国で実施され、国際的な基準として広く利用されています。
そのため、スコアは10〜990点の範囲で5点刻みで評価され、リスニング445点、リーディング445点の合計990点満点です。
高校生の平均点は、リスニングが291点、リーディングが218点の合計508点で、大学生の平均点は、リスニングが291点、リーディングが218点、合計は508点です。
現在では5種類のテストが実施されていますので、資格を受験する目的に合わせて選びましょう。
詳しくはTOEICの公式ウェブサイトをご参照ください。
TOEFL
TOEFLとは、「Test of English as a Foreign Language(世界基準の英語能力測定テスト)」の略で、対象は英語を母語としない人々です。
この試験では、コミュニケーションに必要な「読む」「聞く」「話す」「書く」の4技能を総合的に測定することができます。
そのため、英語を主に使う大学や大学院への留学希望者や日本の大学入試の選考基準を目的に受験することが多いです。
現在、最も主流なのはインターネットで受験ができるTOEFL iBT(Internet-Based Test)です。
読む、聞く、話す、書くの4技能を約3時間で測定し、120点満点のスコアで評価します。
大学生を含めた日本人の平均点は約70〜73点で、TOEICだと700点ほどで、英検だと2級〜準1級程度といわれています。
詳しくはTOEFLの公式ウェブサイトをご参照ください。
【参考】TOEFLテスト
IELTS
IELTSとは、「International English Language Testing System(海外留学や就労などの英語能力証明する英語試験)」の略で、対象は英語を母語としない人々が英語圏の国で生活や学習したい方です。
この試験の形式は、カデミック・モジュール(アカデミックな内容)とジェネラル・トレーニング・モジュール(日常生活・ビジネス・アカデミックな内容)の2種類があります。
グローバル基準で読む、聞く、話す、書くの4技能の能力を測る試験です。
スコアは1.0から9.0のバンドスコアで示され、大学入学の基準は6.0〜6.5が多いといわれます。
留学や移住などを検討している方におすすめの英語の試験といえます。
詳しくはIELTSのウェブサイトをご参照ください。
【参考】IELTS 公式サイト
社会人向けの英語の資格
日商ビジネス英語検定
日商ビジネス英語検定とは、ビジネスで使用する英語力を測る試験です。
一定の英語力だけでなく、ビジネス用語や英文の読み書きに関する知識も必要です。
2023年度のリニューアルにより、従来の級制度を廃止し、自宅PCで受験できるIBT方式を採用し、より多くの人が受験できる体制となりました。
また評価方法も80〜300点で「基本〜洗練」の3つのレベル認定へ変更となりました。
実務で英語を使う層には2級以上(150点以上)が目安といわれています。
詳しくは日商ビジネス英語検定のウェブサイトをご参照ください。
【参考】https://www.kentei.ne.jp/english
CASEC
CASEC(Certificate in Teaching English to Speakers of Other Languages)は、英語を母語としない人を対象に指導するスキルを身に着けるカリキュラムで、英語コーチングや指導力の習得に役立ちます。
カリキュラムは120時間あり座学に加え、教育現場における実践指導実習(6時間)が含まれます。
評価は、「Pass(合格) A」「Pass B」「Pass」「Fail(不合格)」の4段階で、多くの受講者は「Pass」に該当するといわれています。
詳しくはCELTAの公式ウェブサイトをご参照ください。
【参考】CELTA
英語の資格を取得するメリット

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英語の資格を取得するメリットは3つあります。ここでは、それぞれのメリットについて解説していきます。
・就職や転職で評価されやすい
・昇進・昇格の条件を満たせる
・自信と達成感が得られる
就職や転職で評価されやすい
英語資格は履歴書へ記載することができるため、書類審査の段階ですでに評価は高くなります。
国際化が進む現在の日本では、企業は実践的な英語力がある人材を求めています。
英語の資格を取得することができれば、企業に実践的な英語力を持っていることをアピールすることができるため、就職や転職で評価されやすくなります。
昇進・昇格の条件を満たせる
会社のビジネスが国内だけで完結しない時代のため、英語の資格を取得することができれば、国外でも活躍することができるという証明になります。
特に、海外取引や外国人対応がある企業では、英語力は業務の幅を広げる実務スキルとして評価されやすく、キャリアアップにも直結します。
英語力を証明できる資格は、社内評価だけでなく転職市場においても強みとなり、長期的な年収アップを目指すうえでも有効なスキルと言えるでしょう。
自信と達成感が得られる
英語学習は成長を実感しにくいですが、資格の試験では自分の努力が数値化されることで自信がついたり、達成感を得たりすることができます。
この成功体験は自己肯定感を高め、学習意欲や仕事への積極性を向上させる効果も期待できます。
自分の成長を感じられることで意欲を維持しやすくなり、継続的な自己成長につながります。
英語の資格を取得するデメリット

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続いて、英語の資格を取得するデメリットは2つあります。ここでは、それぞれに関して解説していきます。
・資格と実践的な英語力は常に同じとは限らない
・海外と日本では同じ資格でも評価が異なる
資格と実践的な英語力は常に同じとは限らない
TOEICや英検では試験的な対策要素が強いため、スコアは良くても実践的な英語が身についてない可能性は大いにあります。
TOEICなどの学習が無駄というわけではありません。
これらの試験対策を通して、試験形式に対応した英語力が身につき、高スコアを目指すことが可能です。
ただし、実際に英語を話す機会が少ない場合、実践的なコミュニケーション能力までは十分に身につきにくいという側面もあります。
実践的な英語を身に着けたいのであれば、スピーキング力を身につけましょう。
海外と日本では同じ資格でも評価が異なる
日本ではTOEICや英検は知名度があるため評価が高いですが、海外では知名度が低いです。
そのため海外就職や留学ではTOEICや英検よりも、TOEFLや IELTSのほうが評価が高いです。
資格をとる目的に合わせた資格の選定が重要です。
英語の資格を選ぶポイント

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では、メリットやデメリットを踏まえてどの資格が自分に合うのか選ぶポイントを解説します。
・英語の資格を取得する目的に合っているか
・試験のレベルを踏まえて資格を選定する
英語の資格を取得する目的に合っているか
英語の資格をとる目的によってとるべき資格が変わります。
そのため、自分に必要な英語の資格はどれか、明確にすることが重要です。
日本での就職で使いたい場合は英検やTOEICが適切ですが、海外で仕事をしたいと考えている場合がTOEFLやが必要となります
時間やお金が無駄にならないよう、まずは目的を明確化したうえで適切な資格を受験しましょう。
試験のレベルを踏まえて資格を選定する
英語の資格を選ぶ際は、 ご自身のレベルに合わせた資格を受験することが重要です。
現在の英語力とかけ離れた難易度の試験を選んでしまうと、学習の負担が大きくなり、途中で挫折してしまう可能性があります。
一方で、自分のレベルに適した試験を選べば、段階的にスキルを伸ばしながら着実に成果を実感でき、学習の継続にもつながります。
また、英語資格には入門レベルからビジネス・専門分野向けまで幅広い難易度が設定されています。
まずは現在の実力を把握し、無理のないレベルから挑戦することで、合格やスコアアップといった成功体験を積み重ねることができます。
こうしたステップアップ型の学習は、英語力の向上だけでなく、自信の醸成やキャリア形成にも役立つでしょう。
英語の資格を勉強する際のコツ

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英語の資格を勉強する際のコツは、英語を毎日学習する習慣を作ることが重要です。
習慣化するには、英語学習が楽しいと思えるマインドをもつことで毎日の学習が自然と習慣化していきます。
そのため机に向かって勉強するだけでなく、好きな映画を英語字幕または英語音声で観たり、洋楽を聞いたりするなど日常生活の中で英語に触れる機会を増やすことで楽しんで英語学習を習慣化することができます。
まとめ

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英語の資格は様々な種類があり、資格によって勉強法や資格を取得することで得られる結果が異なります。
英語を習得することは損がないことは確かです。
ですが、ご自身の達成したい目的によっては選ぶべき資格が異なりますので、目的を明確化してから英語資格を勉強しましょう。

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