【2025年完全版】ママフリーランスの始め方ロードマップ|おすすめの職種6選から成功への道筋

育児と家事に追われる毎日。

「もっと柔軟に働けたら…」

「子どもの成長を見守りながら収入を得たい」

そんな想いから、フリーランスという働き方に注目するママが増えています

実際、パソコンやスマホさえあれば自宅でできる仕事も多く、子育て中でも挑戦しやすい環境が整いつつあります。

この記事では、フリーランスを目指すママのためのロードマップをお届けします。

おすすめの理由から人気の職種、具体的な準備ステップ、リアルな体験談まで分かりやすく解説しますので、参考にしてくださいね。

  1. ママの働き方で「フリーランス」がおすすめの理由4選
    1. 在宅で働ける
    2. 家事や子育てと両立しやすい
    3. ママとしての経験を活かせる仕事がある
    4. 子供を見守りながら働ける
  2. フリーランスのママが働きやすい6つの職種
    1. Webライター
    2. Webデザイナー
    3. 動画クリエイター
    4. SNS運用代行
    5. アフェリエイト
    6. 家事代行
  3. ママがフリーランスになるまで事前準備5ステップ
    1. 【Step1】稼ぎたい目標金額や働き方を明確にする
    2. 【Step2】必要なスキルや知識を取得する
    3. 【Step3】税金や確定申告について知識を得る
    4. 【Step4】開業届を提出する
    5. 【Step5】SNSを開設する
  4. ママフリーランスが知るべき税金について7選
    1. フリーランスにかかる主な税金
    2. 確定申告とは?
    3. 確定申告の種類
    4. 確定申告の流れ
    5. 経費として認められるもの(例)
    6. 税金の支払い方法
    7. ママ視点での注意点
  5. ママフリーランスが開業届を提出するまでの5ステップ
    1. 開業届の提出先
    2. 開業届の提出期限
    3. 開業届の書き方(主な記入項目)
    4. 提出と一緒に行うとよいこと
    5. 提出の仕方(手順)
    6. 開業届を出すメリット
  6. 【体験談】フリーランスママのリアルな1日のスケジュール
    1. Webライター|木下ゆうみさん(Webライター/お子さん2歳)
    2. Webデザイナー|Azumiさん(Webデザイナー/お子さん小学生)
  7. フリーランスママの悩みベスト5
    1. 収入が安定しない
    2. 子供の世話をしながらだと仕事が進まない
    3. 会社員の時に比べてやることや覚えることが多い
    4. ON/OFFの切り替えが難しい
    5. 最初は地道な努力が必要
  8. フリーランスママの仕事の獲得方法5つ
    1. クラウドソーシングで探す
    2. 求人サイトで探す
    3. 知人や仲間から紹介してもらう
    4. SNSで探す
    5. 直営業をする
  9. フリーランスのママが知っていきたい4つの社会制度
    1. フリーランスの産休や育休は?
    2. フリーランスの国民健康保険は?
      1. 税制上の扶養(配偶者控除・配偶者特別控除)
      2. 社会保険上の扶養
      3. 扶養内で働くメリットと注意点
    3. フリーランスの国民年金については?
      1. 国民年金(基礎年金)
      2. 国民年金基金
      3. iDeCo(個人型確定拠出年金)
      4. 小規模企業共済
      5. 年金制度の注意点(ママ視点)
    4. フリーランスがもらえる手当は?
      1. 出産育児一時金
      2. 出産手当金(※会社員向け、原則フリーランスは対象外)
      3. 児童手当
      4. 医療費助成(子ども医療費助成)
      5. 高額療養費制度
      6. 児童扶養手当(ひとり親家庭向け)
      7. 就学援助・保育料無償化など
  10. まとめ|ママフリーランスの始め方ロードマップ

ママの働き方で「フリーランス」がおすすめの理由4選

PCと親子

参照:写真AC

子育てママの働き方で「フリーランス」がおすすめの理由を4つ紹介します。

在宅で働ける

フリーランスの大きな魅力は、在宅で完結できる仕事が多いことです。

通勤時間の削減

  • 通勤にかかる往復1〜2時間を家事や育児に充てられる
  • 交通費もかからず経済的メリットも大きい
  • 悪天候や交通機関の遅延に左右されない

働く環境を自分で選択

  • 子どもの様子を見ながら安心して仕事ができる
  • 集中しやすい環境を自分で整えられる
  • カフェや図書館など、気分転換しながら働くことも可能

地理的制約がない

  • 地方在住でも都市部の案件に参加できる
  • 転勤や引っ越しがあっても仕事を継続できる
  • 海外在住でも日本の仕事を受けられる

会社員のように「9時から18時まで勤務」という制約がなく、移動にかかっていた時間を、そのまま仕事や家族との時間に使えるのは大きなメリットです。

また、子どもの送迎や急な体調不良にも柔軟に対応できて、リビングや子ども部屋の隣で作業できるため、常に家族を近くに感じながら安心して働けます

家事や子育てと両立しやすい

フリーランスなら勤務時間を自由に設定できるため、家事や育児とのバランスを取りやすくなります。

時間の柔軟性

  • 子どもの体調不良時も仕事の調整がしやすい
  • 学校行事や習い事の送迎に合わせてスケジュール調整可能
  • 早朝や深夜など、子どもが寝ている時間を活用できる

急なトラブルへの対応

  • 子どもの怪我や病気の際もすぐに対応できる
  • 学級閉鎖や台風などの緊急時も慌てずに済む
  • 保育園のお迎え時間に間に合わせやすい

子どもとの時間確保

  • 平日の昼間に子どもと過ごす時間を作れる
  • 夏休みや冬休みなど長期休暇中も一緒に過ごせる
  • 子どもの成長の瞬間を見逃さない

精神的な安心感

  • 子どもの安全を常に確認できる
  • 「仕事で子どもを犠牲にしている」という罪悪感が軽減
  • 母親としての役割と仕事を両立できる満足感

午前中は掃除や洗濯、午後は子どもと遊び、夜は落ち着いて作業──といったライフスタイルを自分で設計できるのは、フリーランスならではの強みです。

自分の理想とする「ママ時間」に合わせた働き方が可能です。

ママとしての経験を活かせる仕事がある

育児経験や生活の知恵は、フリーランスの仕事でも大いに活かせます。

たとえば、子育て記事の執筆や、ママ向け商品のレビュー、教育関連のコンテンツ制作など。

「ママだからこそできる仕事」は想像以上にたくさん存在します。

ママの経験そのものが仕事の強みになります。

・Webライター
・Webデザイナー
・SNS運用代行
・動画クリエイター
・家事代行サービス
・オンライン講師
・アフィリエイト
・コンサルティング

ママのフリーランスとして活躍できる職種例は上記のようなものです。

子供を見守りながら働ける

小さな子どもを預けずに、近くで見守りながら収入を得られるのも安心材料です。

子どもが小さいうちは、外で長時間働くことが難しい時期もあります。

在宅フリーランスなら、子どもと一緒に過ごしながら収入を得られるため、安心感も大きいのです。

特に保育園に預けられない時期や、病気で休みがちの時にも柔軟に対応できます。

安全面でのメリット
・常時見守り体制
・緊急時の迅速対応

心理面でのメリット
・子どもの精神的安定
・親としての安心感

成長サポート面でのメリット
リアルタイムな成長観察
教育機会の提供

コミュニケーション面でのメリット
密接な親子関係
家族時間の質向上

実用面でのメリット
保育費用の節約
柔軟なスケジュール管理

フリーランスのママが働きやすい6つの職種

PCと手元

参照:写真AC

未経験からフリーランスになるのは不安という方でも安心してください。

以下では、フリーランスのママが働きやすい職種について紹介します。

下記にそれぞれの職種に向いている人とおすすめの理由を表にまとめました。

Webライター

インターネット上の記事やコラムを執筆する仕事です。

必要なものはパソコンとネット環境だけ。

スキル習得のハードルも比較的低く、子育て経験を活かした記事も多いため、初心者ママにおすすめです。

Webデザイナー

Webサイトやバナー、LP(ランディングページ)などをデザインする仕事です。

デザインスキルやツールの習得は必要ですが、在宅でできる上、単価も比較的高いのが特徴。

感性を活かしたいママに向いています。

動画クリエイター

YouTubeやSNSの普及で需要が急増しているのが動画編集です。

専門的なソフトを学ぶ必要はありますが、一度スキルを身につければ高単価案件が多く、安定した収入につなげやすい職種です。

SNS運用代行

企業や個人のSNSアカウントを代わりに運用するお仕事です。

投稿作成やコメント返信、分析などを行い、フォロワーを増やしていきます。

普段からSNSを使い慣れているママなら、スムーズに始めやすい分野です。

アフェリエイト

自身のブログやサイトで商品やサービスを紹介し、成果報酬を得る仕組みです。

すぐに収益化は難しいですが、継続することで「資産型の収入源」になる可能性があります。

育児と両立しながらコツコツ取り組めるのが魅力です。

家事代行

フリーランスとして「家事代行サービス」を提供するママも増えています。

料理・掃除・整理収納など、自分の得意を活かして収入に変えられるのが強みです。

直接お客様に喜んでもらえるやりがいも感じられます。

向いている人ママにおすすめの理由
Webライター・文章を書くことが好きな人
・情報収集や調べものが得意な人
・コミュニケーション能力がある人
・継続的に学習できる人
締切を守れる責任感のある人
・初期費用がほとんどかからない(パソコンとネット環境のみ)
・子育て経験が記事ネタとして活用できる
・時間の融通が利きやすい
・スキマ時間での作業が可能
・未経験からでも始めやすい
Webデザイナー・デザインセンスや美的感覚に自信がある人
・細かい作業に集中できる人
・トレンドに敏感な人
・論理的思考ができる人
・新しいツールの習得に意欲的な人
・在宅で完結できる仕事
単価が比較的高く効率的に稼げる
・女性の感性が求められる分野
・ポートフォリオを作れば実力をアピールしやすい
・クリエイティブな仕事でやりがいを感じられる
動画クリエイター・映像や音楽に興味がある人
・集中力があり細かい作業が得意な人
・トレンドに敏感な人
・新しい技術の習得に積極的な人
・創造性豊かな人
・需要が急増している成長分野
・高単価案件が多く収入アップが期待できる
・一度スキルを身につければ長期的に活用可能
・子どもの成長記録作成
スキルが仕事に活かせる
・在宅で作業できる
SNS運用代行・SNSの使用経験が豊富な人
・コミュニケーション能力が高い人
・トレンドに敏感な人
・データ分析が得意な人
・マーケティング思考ができる人
・普段のSNS使用経験を活かせる
・スマホがあればスキマ時間に作業可能
・コミュニケーション能力を仕事に活用できる
・企業の成長に貢献できるやりがい
・比較的始めやすい分野
アフェリエイト・継続力がある人
・文章を書くのが好きな人
・マーケティング思考ができる人
・長期的な視点で取り組める人
・自己管理能力が高い人
・初期投資がほとんど不要
・自分のペースで取り組める
・育児経験を活かした記事が書ける
・資産型収入の構築が可能
・時間と場所に縛られない働き方
家事代行・家事が得意で効率的にできる人
・人とのコミュニケーションが好きな人
・体力に自信がある人
・責任感が強い人
・ホスピタリティ精神がある人
・家事スキルをそのまま仕事に活用できる
・直接お客様に感謝される達成感
・地域密着で働きやすい
時間の調整がしやすい
・特別な資格やスキル習得が不要

ママがフリーランスになるまで事前準備5ステップ

スマホを見る親子

参照:写真AC

こちらでは、ママがフリーランスとして働くまでの事前準備としてのステップを詳しく紹介します。

ぜひ、参考にしてくださいね。

  1. 稼ぎたい目標金額や働き方を明確にする
  2. 必要なスキルや知識を取得する
  3. 税金や確定申告について知識を得る
  4. 開業届を提出する
  5. SNSを開設する

【Step1】稼ぎたい目標金額や働き方を明確にする

まずは「月にどれくらい稼ぎたいのか」「1日何時間働けるのか」を明確にしましょう。

ゴールを決めておかないと、案件探しやスケジュールが曖昧になり、思うように成果が出ません。

具体的な数字を設定することで、行動に落とし込みやすくなります。

【Step2】必要なスキルや知識を取得する

フリーランスとして収入を得るには、スキルが必須です。

Webライティングやデザイン、動画編集など、希望する職種に必要な知識をオンライン講座や書籍で学びましょう。

最初から完璧を目指す必要はありません。

小さなスキルアップを積み重ねていくことが大切です。

基礎スキル習得実践的な学習スキルアップ方法
Webライター
・オンライン講座:COTONARI、Schooでライティング講座を受講
・書籍:「沈黙のWebライティング」「新しい文章力の教室」で基礎を学ぶ
・取材、情報収集力を身につける
・AIを活用できるようになる
・クラウドワークス、ランサーズで低単価案件から挑戦
・自分でブログを開設して練習記事を書く
・SEOツール(ラッコキーワード、Googleキーワードプランナー)の使い方を覚える
・他のライターの記事を分析し文章構成を学ぶ
・無料学習:Google検索品質評価ガイドラインを読み込む
Webデザイナー
・オンライン学習:COTONARI、Fammスクール、リモラボ
・YouTube:AdobeやFigma公式チャンネル
・ポートフォリオサイト作成でHTML/CSS基礎も習得
・書籍:「1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座」「初心者からちゃんとしたプロになるWebデザイン基礎入門」
・既存サイトの模写練習
・架空の企業サイトやバナーを自主制作
・SNSでデザイン作品を発信してフィードバックを得る
・Adobe Creative Cloud(Photoshop、Illustrator、XD)の基本操作
・Figma(無料)でUI/UXデザインの基礎を学ぶ
・Canvaで簡単なバナーデザインから始める
動画クリエイター
・YouTube:各ソフトのチュートリアル動画
・オンライン講座: デジハリ、動画編集CAMP
・書籍:「動画編集の教科書」「YouTube動画編集 養成講座」
・様々な編集ソフトを実際に使用し動画を作成してみる
・初心者向け:Filmora、CapCut、PowerDirector、VideoProcVlogger、Edits
・中級者向け:Adobe Premiere Pro、Final Cut Pro、VSDC Free Video Editor
・無料ソフト:DaVinci Resolve、iMovie、OpenShot Video Editor
(使用PCの種類にもよる)
・AfterEffectsでモーショングラフィックス学習
・撮影技術(照明、構図、音響)の基礎知識
・自分の動画を定期的に制作して練習
・トレンドの動画スタイルを研究
SNS運用代行・オンライン学習:HERO’ZZ university、リモラボ、COTINARI、
・書籍:「SNSマーケティング見るだけノート」「デジタル時代の基礎知識」
・各SNSの公式ガイドライン・ヘルプセンターを熟読
Googleアナリティクス、Facebook Insight
・自分のSNSアカウントで運用練習
・ターゲット設定、投稿計画、効果測定を実践
・インフルエンサーや企業アカウントの分析
・Canva、Photoshopなどで投稿画像作成スキル習得
・資格を取得する
・SNSマーケティング検定
・ウェブ解析士
・Google Analytics Individual Qualification(IQ)
アフィリエイト・アフェリエイトに特化した記事やブログを熟読
・書籍:「本気で稼げるアフィリエイトブログ」「ブログで5億円稼いだ方法」
・ASP:A8.net、もしもアフィリエイ
・Googleサーチコンソール、Googleアナリティクスの設定と分析
・キーワード選定ツールの使い方
・ライティングスキル(セールスライティング含む)
・SNS集客方法
・継続的学習
・アフィリエイト関連のオンラインサロンやコミュニティ参加
・成功者のブログやYouTubeで最新情報収集
・A/Bテストで改善を繰り返す
家事代行・基礎スキルを学ぶ
・整理収納アドバイザー資格の取得
・時短家事テクニックの書籍や動画学習
・掃除用具や洗剤の正しい使い方を
・ビジネススキルを学ぶ
・接客やコミュニケーション講座
・個人事業主としての基礎知識(確定申告、保険など)
・マッチングサービス(タスカジ、CaSy等)の登録と活用
・専門性を高める
・料理(栄養士、調理師資格)
・掃除(ハウスクリーニング技能士)
・整理収納(整理収納アドバイザー、ライフオーガナイザー)
・実際の家事代行サービスでアルバイト経験を積む

共通のポイント
・まずは低価格の学習リソースから始める
プロの講師から学習する=自己投資をする
・コミュニティやSNSで同じ目標を持つ仲間と情報交換
継続的なスキルアップを心がける

【Step3】税金や確定申告について知識を得る

会社員と違い、フリーランスは税金の管理を自分で行う必要があります。

確定申告や経費計上の仕組みを知っておくと安心です。

最初は難しく感じるかもしれませんが、会計ソフトなどを使用するとスムーズにできます。

 フリーランスママに必要な税金の知識

  1. 所得税・住民税・個人事業税などを自分で申告する必要がある
  2. 節税を考えるなら青色申告を選び、会計ソフトを活用する
  3. 経費の記録や帳簿付けは日々の習慣にしておくとラク

次章では、フリーランスのママが必要な税金について、さらに詳しく説明していきます。

【Step4】開業届を提出する

フリーランスとして正式に活動するなら、税務署に「開業届」を提出しておきましょう。

これによって「自分はプロなんだ」という意識も芽生え、仕事への責任感が高まります。

「開業届(正式名称:個人事業の開業・廃業等届出書)」は、フリーランスや個人事業主として正式に事業を始める際に、税務署へ提出する書類のことです。

提出は義務ではありますが、実際には提出しなくても罰則はありません。

ただし、提出することで 青色申告ができる ようになり、節税メリットが大きくなるため、フリーランスとして継続して仕事をする方は提出するのが一般的です。

また、後述する章では、開業届についてより詳しく説明しています。

【Step5】SNSを開設する

仕事を得るためにSNSは欠かせません。

X(旧Twitter)やInstagramなどで発信することで、仲間やクライアントとつながるきっかけになります。

最初は日々の学びや制作物をシェアする程度でも十分。信頼を積み上げていきましょう。

ママフリーランスが知るべき税金について7選

パソコンを使うママと抱っこされる子供

参照:写真AC

以下では、フリーランスとして活動していく際に必要な、税金の知識について詳しく説明していきます。

住んでいる地域により、違う箇所がある場合があるため、事前に調べておくと良いでしょう。

フリーランスにかかる主な税金

フリーランスは「事業所得」として収入を申告します。

主に次の税金を納める必要があります。

  1. 所得税
    • 売上(収入)から経費を差し引いた「所得」に対してかかる税金。
    • 累進課税制度(所得が増えるほど税率が上がる:5%〜45%)。
  2. 住民税
    • 所得に応じて一律10%前後課される税金。
    • 翌年に市区町村から請求が届きます。
  3. 個人事業税
    • 年間の所得が290万円を超えた場合に発生。
    • 業種によって税率が異なり(3〜5%程度)、デザイナー・ライターなどは課税対象。
  4. 消費税
    • 売上が2年前で1,000万円を超えると、消費税の納税義務が発生。
    • 2023年から「インボイス制度」が始まり、取引先から求められるケースも増えています。

確定申告とは?

  • 毎年 1月1日〜12月31日の所得をまとめ、翌年 2月16日〜3月15日の間に税務署へ申告する手続きをします
  • 会社員は年末調整で税金が精算されますが、フリーランスは自分で行う必要があります。

確定申告の種類

確定申告は、白色申告と青色申告の2種類があります。

本格的にフリーランスを続けるなら、青色申告がおすすめです。

  1. 白色申告
    • 単式簿記でOK。記帳や提出書類が簡単。
    • ただし控除額が少なく、節税効果は限定的。
  2. 青色申告
    • 複式簿記による帳簿付けが必要。
    • 最大65万円の特別控除や赤字の繰り越しが可能で、節税効果が高い。
    • 開業届と一緒に「青色申告承認申請書」を出しておく必要がある。

確定申告の流れ

  1. 売上の記録(入金日・金額・取引先)
  2. 経費の記録(仕事で使った費用をレシートや領収書と共に記録)
  3. 帳簿作成(会計ソフトを使うと便利)
  4. 申告書の作成(国税庁「確定申告書等作成コーナー」や会計ソフト)
  5. 提出方法
    • 税務署に持参
    • 郵送
    • e-Tax(電子申告)

経費として認められるもの(例)

経費として認められるものの例を以下に示します。

経費になる基準は「仕事に必要がどうか」で判断することができます。

  • パソコン、スマホ、プリンターなどの仕事用機器
  • ネット回線費用・携帯代の一部
  • 打ち合わせの交通費
  • 書籍・教材・セミナー参加費
  • 自宅の家賃や光熱費の一部(事業割合を計算する「家事按分」が必要)

税金の支払い方法

  • 納付書で金融機関やコンビニから支払い
  • 口座振替
  • クレジットカード払い
  • Pay-easy(オンライン)

ママ視点での注意点

  • 扶養内で働くかどうかで税負担が大きく変わります(103万円・130万円・150万円の壁に注意)
  • 子どもが小さいうちは収入が不安定になりがちなので、帳簿を毎月つけておくことが安心につながる。
  • 確定申告の時期は子育てと重なって忙しいため、早めに準備を始めるのがおすすめ

ママフリーランスが開業届を提出するまでの5ステップ

子供を抱っこしながらパソコンをするママ

参照:写真AC

前章でも述べた通り、フリーランスになった際に必要なステップのひとつに「開業届」の提出があります。

罰則はありませんが、提出しないと青色申告ができない、補助金・助成金が申請できない、屋号付きの銀行口座が開設できないといったデメリットが生じます。

開業届の提出先

  • 住民票がある地域を管轄する税務署
  • 持参・郵送・e-Tax(電子申告)で提出可能

開業届の提出期限

  • 事業を始めてから 1か月以内 が原則。
  • ただし「うっかり過ぎた」場合でも受け付けてもらえるので、気づいた時点で出して問題ありません。

開業届の書き方(主な記入項目)

  • 氏名・住所・生年月日
  • 職業(例:Webライター、デザイナー、フリーランスなど)
  • 屋号(任意) → 自分で事業名をつける場合に記入。空欄でもOK。
  • 事業開始日 → 実際に仕事を始めた日や開業したい日を記入。
  • 事業の概要 → 「Webライティング」「Webデザイン業」など具体的に。

提出と一緒に行うとよいこと

青色申告承認申請書を提出する

  • 開業届と一緒に 「青色申告承認申請書」 を提出することで、翌年から青色申告が可能に
  • 青色申告は 最大65万円の控除 が受けられ、節税効果が大きいです。
  • 家計と仕事の支出をきちんと分け、帳簿をつける必要がありますが、会計ソフトを使えばスムーズに管理できます。

提出の仕方(手順)

  1. 国税庁サイトから「開業届(個人事業の開業・廃業等届出書)」をダウンロード。
    👉 国税庁の様式ダウンロードページ
  2. 必要事項を記入する。
  3. 提出方法を選ぶ
    • 税務署に直接持参
    • 郵送(控えに返信用封筒を同封)
    • e-Tax(マイナンバーカード必須)
  4. 受理印を押した控えを受け取る(口座開設や契約時に必要になることがあります)。

開業届を出すメリット

  • 青色申告による節税効果
  • 事業用銀行口座の開設がスムーズ
  • 「個人事業主」としての信用が高まる(契約や融資でも有利になる)

【体験談】フリーランスママのリアルな1日のスケジュール

双子の子供と手を繋ぐママ

参照:写真AC

フリーランスのママの1日のタイムスケジュールを簡単に紹介します。

Webライター|木下ゆうみさん(Webライター/お子さん2歳)

  • 職種:Webライター
  • フリーランス歴:1年目
  • 働く場所:自宅のリビング
  • パパの仕事:会社員(営業職・平日フルタイム勤務)

午前中は子どものお昼寝時間を使って執筆します。

午後は公園に出かけ、夜にもう一度仕事の時間を取ります。

自分のペースで働けるから、育児のストレスが減りました。

Webデザイナー|Azumiさん(Webデザイナー/お子さん小学生)

  • 職種:Webデザイナー
  • フリーランス歴:3年目
  • 働く場所:自宅のワークスペース(個室)
  • パパの仕事:IT企業勤務(リモートワーク中心)

子どもが学校に行っている間に集中して作業をします。

夕方は一緒に宿題を見てあげられるのが嬉しいですね。

納期がある分、時間管理は大変ですが、達成感は大きいです。

フリーランスママの悩みベスト5

リモートワークをするママと子供

参照:写真AC

フリーランスはママのとって働きやすい反面、会社員やパートでの働き方とは違った悩みがあります。

以下では、体験談を元にフリーランスでの辛い悩みを紹介します。

収入が安定しない

フリーランスは案件によって収入が変動します。

安定させるためには、複数のクライアントや収入源を持つことがポイントです。

子供の世話をしながらだと仕事が進まない

子どもが小さいと、思うように作業が進まないこともあります。

無理に同時進行せず、タイムスケジュールを工夫して「仕事の時間」「育児の時間」を区切ることが大切です。

会社員の時に比べてやることや覚えることが多い

営業・経理・広報まで、すべて自分で担うのがフリーランスです。

最初は負担に感じますが、経験を重ねるほど効率化できるようになります。

ON/OFFの切り替えが難しい

在宅ワークゆえに、常に仕事モードになりがちです。

意識して「ここからはオフ」と決めることで、心身のリフレッシュができます。

最初は地道な努力が必要

すぐに高収入にはつながりません。

小さな実績をコツコツ積み上げることで、信頼と報酬が少しずつ大きくなっていきます。

フリーランスママの仕事の獲得方法5つ

赤ちゃんとパソコン

参照:写真AC

ママがフリーランスとして働くことになっても、仕事の獲得方法が分からない場合が多いと思います。

そんな時に役立つ、仕事の獲得方法5つを紹介します。

クラウドソーシングで探す

クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサイトには、多様な案件が集まっています。

初心者でも応募しやすい仕事が多く、実績作りに最適です。

クラウドワークス(CrowdWorks)
日本最大級のクラウドソーシング。ライティング・デザイン・データ入力など案件が豊富。

ランサーズ(Lancers)
老舗のクラウドソーシング。中長期案件も多く、継続受注につながりやすい。

ココナラ(coconala)
自分のスキルを商品として出品する形。イラスト、占い、文章添削など幅広いジャンルに対応。

スキルクラウド
ママ向け案件や副業案件が掲載されていることもあり、手軽に始めやすい。

求人サイトで探す

フリーランス向け求人サイトでは、専門スキルを求める案件も掲載されています。

中長期で安定的に働きたい方におすすめです。

ReWorks(リワークス)
在宅ワーク特化の求人サイト。未経験から応募できる仕事も多い。

シュフティ
主婦向けに特化した在宅ワークサービス。簡単なデータ入力や記事作成など、スキマ時間向け案件が多い。

Indeed(インディード)
「在宅」「フリーランス」などで検索すると、業務委託やリモート求人が見つかる。

Workship(ワークシップ)
フリーランス向けのマッチングサービス。Web系・クリエイティブ職の案件が豊富。

クラウドテック(Crowdtech)
ITエンジニアやデザイナー向けの在宅案件が充実。専門スキルがあるママにおすすめ。

ママワークス(Mamaworks) 
「ママ向け」「在宅ワーク」専用の求人が掲載されている。ママ向け在宅求人に特化。

知人や仲間から紹介してもらう

友人やママ仲間のつながりから仕事が広がるケースもあります。

日常的に「こういう仕事をしている」と伝えておくと、意外なところから声がかかることもあります。

SNSで探す

X(旧Twitter)やInstagramでは、案件募集の投稿が日常的に流れています。

自分のスキルや実績を発信しておくことで、クライアントから直接依頼が届く可能性も高まります。

直営業をする

自分から企業や個人に提案して仕事を獲得する方法です。

難易度は高いですが、条件の交渉がしやすく、長期的な契約につながりやすいメリットがあります。

フリーランスのママが知っていきたい4つの社会制度

PCを見る妊婦

参照:写真AC

フリーランスとして働くことになったママの中には、社会保障や税金について不安のある方もいると思います。

こちらでは、フリーランスのママが知っておきたい社会保障や税金について、まとめて紹介します。

フリーランスの産休や育休は?

会社員のように制度としての産休・育休はありません。

フリーランスは労働基準法の適用外となるからです。

そのため、妊娠や出産を控えている場合は、仕事のスケジュールや収入計画を早めに立てたり、育児のサポート体制を整えておく必要があります。

フリーランスの国民健康保険は?

フリーランスは会社の社会保険に入れないため、住んでいる自治体の国民健康保険に加入することになります。

収入によって保険料が変わるため、シミュレーションをしておくと安心です。

以下で、扶養に入った場合とそれ以外についてまとめました。

フリーランスとして働き始める際、配偶者の扶養に入ったままか、それとも外れて自分で社会保険・年金に加入するかは、大きな分かれ道となります。

扶養内で働くための条件は大きく「税制上の扶養」と「社会保険上の扶養」に分かれます。

税制上の扶養(配偶者控除・配偶者特別控除)

  • 年間所得が48万円以下(給与収入なら103万円以下)
    配偶者控除の対象。
  • 年間所得が48万円超〜133万円以下(給与収入なら103万円超〜201万円以下)
    配偶者特別控除の対象。

所得とは「収入 − 必要経費」で計算します。

フリーランスの場合、売上から経費を差し引いた額が「所得」です。

👉 税制上は、年間で103万円(給与換算)を超えても、201万円以下なら段階的に控除を受けられる ため、必ずしも「103万円の壁」で止める必要はありません。

社会保険上の扶養

社会保険の扶養に入れるかどうかは、税制とは基準が異なります。

  • 年収が130万円未満(かつ配偶者の年収の2分の1未満)
    配偶者の社会保険の扶養に入れる。

月収換算すると 約108,333円未満 が目安です。

一定条件を満たすパート・アルバイトの場合は「106万円の壁」が発生することもありますが、フリーランスは基本的に「130万円の壁」が基準になります。

👉 この基準を超えると、国民健康保険と国民年金に自分で加入しなければなりません。

扶養内で働くメリットと注意点

  • 税金・保険料の負担を抑えながら収入を得られる。
  • 子どもが小さいうちは、扶養内で無理なく働く選択肢も安心。
  • ただし、仕事量が増えて自然と収入が扶養ラインを超える場合もあるため、定期的に売上・所得をチェックしておくことが大切です。

💡 まとめると──
税制上の扶養は「所得48万円/給与103万円」が基準。
社会保険の扶養は「年収130万円未満」が基準。
・扶養から外れるかどうかで、税金や保険料の負担が大きく変わるため、目指す働き方と収入の見通しに合わせて選択する。

フリーランスの国民年金については?

夫の扶養から外れるほど稼ぐ場合は、自分で国民年金に加入する必要があります。

将来の年金額にも関わるため、しっかり把握しておきましょう。

フリーランスのママが扶養から外れた場合の加入の仕方について細かく紹介します。

会社員や公務員と異なり、フリーランスは「自分で年金制度に加入」する必要があります。

大きく分けると、国民年金(基礎年金)+任意で上乗せ制度という形になります。

国民年金(基礎年金)

  • フリーランスや自営業者は 「第1号被保険者」 に分類されます。
  • 20歳以上60歳未満のすべての人に加入義務があり、毎月定額を納めます。
  • 2024年度の保険料は 月額16,980円(毎年改定あり)。
  • 将来受け取れる年金額は 満額で年額約80万円(月額6万6千円ほど)

👉 国民年金だけでは老後資金が十分とは言えませんので、上乗せ制度の活用が大切です。

国民年金基金

  • フリーランス(第1号被保険者)専用の制度。
  • 加入は任意。国民年金に上乗せする形で、将来の年金額を増やせます。
  • 保険料は選んだ給付型・口数によって変わり、掛け金は全額所得控除できるため節税効果も大きいです。

iDeCo(個人型確定拠出年金)

  • 自分で掛金を積み立て、投資信託などで運用して老後資金を作る制度。
  • 掛金は 全額所得控除の対象になり、運用益も非課税。
  • 受け取り時には「退職所得控除」「公的年金等控除」が使え、税金面のメリットが大きいです。
  • フリーランスは 月額5,000円〜68,000円 の範囲で掛金を選べます。

👉 将来の年金不足を補うため、フリーランスの多くがiDeCoを活用しています。

小規模企業共済

  • 年金制度ではありませんが、老後資金準備として有効。
  • フリーランスや個人事業主が退職金のように受け取れる制度です。
  • 掛金は月額1,000円〜70,000円まで自由に設定可能。
  • 掛金は 全額所得控除。受け取り時も退職金扱いで税制優遇があります。

年金制度の注意点(ママ視点)

  • 扶養から外れると必ず国民年金加入が必要(夫の厚生年金の扶養には入れない)。
  • 子育て中で収入が不安定な場合、国民年金の「免除制度」「納付猶予制度」が利用できる。将来の年金額は減りますが、未納よりは有利。

老後資金準備を始めるタイミングは早いほど有利と言えます。

少額でも「積み立て習慣」を持つことが大切です。

フリーランスがもらえる手当は?

フリーランスは会社員と違い、会社からの産休・育休制度はありません。

ですが、国や自治体の制度を活用することで、フリーランスでも受給できる手当があり、子育て期の家計を支えることができます。

ただし条件や申請方法は会社員とは異なる場合があるため、事前に役所や制度窓口で確認しておきましょう。

家計の見通しを立てるうえで、国や自治体の制度を早めに調べて申請しておくことが大切です。

以下では、代表的な手当や給付金をまとめました。

出産育児一時金

  • 健康保険や国民健康保険に加入していれば、出産1児につき50万円(産科医療補償制度対象の医療機関なら5万円上乗せ) が支給されます。
  • フリーランスでも、保険に加入していれば必ずもらえます。

出産手当金(※会社員向け、原則フリーランスは対象外)

  • 健康保険から支給される「働けない間の生活保障」ですが、会社員や協会けんぽ加入者が対象
  • フリーランスは国民健康保険加入のため、原則対象外です。

👉 代替策として「民間の医療保険」や「出産に備えた積立」で準備される方が多いです。

児童手当

  • 子どもがいる家庭なら必ず対象。
  • 0歳〜中学生まで支給されます。
    • 3歳未満:月15,000円
    • 3歳〜中学生:月10,000円(第3子以降は月15,000円)
  • 所得制限あり。超過した場合は一律で月5,000円になります。

医療費助成(子ども医療費助成)

  • 各自治体が実施している制度で、子どもの通院・入院費を助成。
  • 自己負担ゼロまたは少額で済むケースが多いです。

高額療養費制度

  • 医療費が高額になった場合、上限を超えた分が払い戻されます。
  • 国民健康保険に加入しているフリーランスでも利用可能。

児童扶養手当(ひとり親家庭向け)

  • シングルマザーやシングルファーザーが対象。
  • 所得制限はありますが、最大で月4〜5万円ほど受け取れる制度です。

就学援助・保育料無償化など

  • 子どもの学齢や家庭の収入に応じて、給食費・学用品費の援助を受けられる制度。
  • 3〜5歳児は「幼児教育・保育の無償化」の対象となり、認定を受ければ費用負担が軽減されます。

まとめ|ママフリーランスの始め方ロードマップ

外でスマホを見る親子

参照:写真AC

ママがフリーランスとして働くことは、在宅で子育てと両立しながら自分らしいキャリアを築ける大きなチャンスです。

最初は学ぶことも多く、収入が安定するまで時間がかかるかもしれません。

しかし、スキルや実績を積み重ね、工夫次第で自由度の高い働き方を実現できます。

本記事で紹介したロードマップを参考に、まずは「小さな一歩」から始めてみてください。

ママとしても、一人の女性としても、きっと新しい未来が拓けるはずです。

コメント